最近、気づいたこと

今、フロイトやらマルクスといった歴史的大家の書物を、その中でも"稚拙な頭"の私でも分かりそうな内容、かつ、短めの論文(A4の紙3~5ページぐらい)をコピーし、赤線やら青線入れて読み込んでいるが、こいつがなかなか良い。

ところで、ふと思った。

3~5ページの印刷だと、モノクロ印刷で30~50円である。(ちなみに、ミニストップで印刷すると、1枚5円だから半値である。)

図書館の書物を印刷しているので、書物代はかからず、30~50円で大家の書物の一部の論文コピーを手に入れることができ、赤線やら青線やら引いて自己学習できるのである。

ところで、この30~50円で手に入る歴史的大家の論文コピーは、現在のどの作家のどの単行本(1600円ぐらい)の内容にも"圧倒的に"勝るのではないか?(まったく失礼な話だが。)

このことに気づいた私は、今、歴史的大家の古典を印刷しては、赤線青線を入れ、ファイリングしている生活を送っているのである。

私が思うに、そのファイリングしたものも、自分の態度が反映された一つの作品、自分の手でコラージュした作品になるのではないか?そういう作品ができるのも一つの充実した楽しみになるのではないか?という気がするわけである。

図書館には、歴史的大家の全集がいろいろあるのだから、これからも、短くて理解できそうな内容の論文ならば、コピーしては赤線青線を入れ、ファイリングすることに努めたい。