家族はつらいよ

最近、小○圭が話題だが、私の経験上、相手の親兄弟は見ておいた方が良い。いくら相手が優良物件でも、家族自体が“事故物件”のパターンがあるからである。好きになれば関係ないは嘘である(笑)

考えてみてほしい。住んだ家が事故物件だったら引っ越したくなるのが人間である…要するに、離婚したくなるだろう。事実婚ならまた別かもしれんが。

ここからは、私の話になるが、私の父方の家系がまず事故物件である。私から見れば、祖父母がまず事故物件であり、祖父の家族もまた事故物件である。つまり、事故物件の孫が私であり、事故物件のサラブレッドが私である(笑)というより、不器用な欠陥人間であるが…。

なぜに、事故物件かというと、祖父は生前、酒に溺れてしまい、相当やらかしたからである。人の家に酒をもらいに行き、酒がもらえないと文句言うたちの悪いアル中であり、かつ、ギャンブラーである。祖母は成金の俗物、兼、毒親であり、現在は数千万金を溶かしたあげく、認知症である。この家は呪われているのか?(笑)

この籠池夫妻も真っ青な"バカップル"のせいで、家庭が崩壊し、不幸になったのである。なお、祖母は祖父が死んでから、"祖父の親と同居"しているにも関わらず、男を作り、家を追放され、二つ隣の町の現在の我が家のあるところに移り住んだのである。江戸時代じゃ、こんな女は死刑だろうな(笑)

(ちなみに、祖母の新しい男、いわゆる内縁の夫が、私にとっては祖父みたいなものだったために、こちらへの愛着が大きい。継祖父と私が仲が良かったことが、私に与えた影響は大きく、血縁関係なんかより、相性を重視する態度を取るようになってしまった。極論を言うなら、血縁関係があっても、相性が良くなければ話もせず、赤の他人であろうと、相性が良ければ大歓迎であるみたいな感じである。旧友よりも、相性の良い新しい友達を重視するみたいな。まあ、なんであろうと、彼には感謝しているし、眠っているお墓が分かれば花を持って訪ねたいぐらいなのである。)

祖父の家族も凄まじく、祖父の妹は親と"絶縁"し、祖父と祖父の弟は犬猿の仲であり、曾祖父はどうやらインテリの堅物らしく(明治生まれだからしゃーない気がするが)、子供らと衝突するなど、これまた事故物件ファミリーである。この曾祖父の家庭も、ご多分に漏れず、空中分解した。

「なんだ?家庭とはぶち壊すためにあるのか?」と言いたいぐらいの家庭崩壊の連続が、いわゆる、父方の家系である。

そのためか、私には"家庭"という言葉にあまり良い響きを感じないのである。家庭とは、いざこざの始まりぐらいな印象が強い。悲観的すぎるか。

だから、結婚というものは、私にとっては不安なものに写ってしまうのである。病気だな(笑)

それはそれとして、この話の結論を言おう。

―小○よ、お前の家系は事故物件だ。まず、それを認識しろ。原罪意識を持て。事故物件ごときが、聖域またぐなよ。ナルシストなお前さんは、名声や地位が欲しいから諦めきれんのだろう。人から特別に見られたい。そのためなら、綺麗事でもなんでも言う。手に取るようにわかるぜ―

まあ、事故物件が故郷の私なら、相手が高級物件な良いとこのお嬢さんなら、罪悪感、原罪意識を多少なりとも感じるはずである。相手を騙すのだから詐欺師である。これがナルシストとなると話は別で、自分を良く見せるためなら大いに利用するはずである。たぶん彼は、テレビやらメディアに取り上げられることに常に快感を感じているはずである。

ナルシスな男は人を幸せにできない、私にはそう思えるのです。