2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

最近、気づいたこと

今、フロイトやらマルクスといった歴史的大家の書物を、その中でも"稚拙な頭"の私でも分かりそうな内容、かつ、短めの論文(A4の紙3~5ページぐらい)をコピーし、赤線やら青線入れて読み込んでいるが、こいつがなかなか良い。ところで、ふと思った。3~5ペー…

印象に残ったもの

ここ3年ぐらいで印象に残ったものを思い返してみると、・ゴダールの「東風」 ・ダリのドキュメンタリー ・フロイトの精神分析関連 ・マティスの「王の悲しみ」 ・荘子の寓話あたりか。今の気分かもしれんが(笑)以下は解説です。・ゴダールの東風(映画)は、マルク…

―ふと浮かんだ妄言―

―誰にでも言えることをいってもしょうがないのである―例えば、「食うために働く」という言葉。こんなことは誰にでも言える言葉である。 この言葉は、彼の思考や行動から導き出した結論というよりも、集団が導き出した答えのようなものを、ただなぞっているにす…

言葉から遠く離れて

人間は、言葉によって、あーでもないこーでもないと思考する。悩むのにも、言葉が必要だ。言葉。 こいつから一時的に離れれば、それなりに解放感を味わえるのではないか?では、その方法は?方法として挙げられるのは、絵画やダンスなど色々ある。 これらは…

親や家庭に足りない要素を補う存在

私論だが、子供は、親や家庭に足りない要素を補う存在だと思う。子供は、夫婦やその他家族を含めた家庭といった、先に存在している集団のもとに生まれてくる。これは、本能が為すのか、感覚が為すのかよく分からんが、その集団の欠落してる部分を子供が補い…

子供と反動形成

子供がいて、その子供に兄弟や姉妹が出来たとして、上の子が下の子に愛情を注ぐ場合、上の子は愛情がある子なんだなーと私は単純に思っていたのだが、どうやら、精神分析学的にはニュアンスが違うらしい。反動形成という言葉がある。 これは本心と行動が逆に…

ヤマンバギャルはどこか土着的

時期的にいうと、90年代後半でしょうか?ヤマンバギャルという女性たちがいましたね。あの子達は今考えても稀有な存在だったと思います。彼女たちのような民族的なヘアメイクといいましょうか、ファッションは、携帯電話やMDプレーヤーなどのテクノロジーの…

反抗期と精神形成

岸田秀先生の三島由紀夫論を読んで、我ながら考えてしまった。三島由紀夫には反抗期がなかったらしい。そして、反抗期がないのは、精神障害になる1つの条件だそうである。彼のあの最後のクーデターというのは、精神障害における発狂そのものらしいです。(そ…